4月16日正午、パタヤ近郊のチョンブリ県バンラムン郡で、バイクに乗りながらスマートフォンを操作していた中国人男性(48歳)がバランスを崩して転倒し、走行中の6輪散水車の下敷きになった。男性は即死だった。
ノンプルー署によると、事故はムアンパタヤ第7学校脇のソイ・ノンヒンで発生。男性はホンダ・スクーピー(白、チョンブリ登録)に乗っており、スマートフォンの画面に気を取られて走行中にバランスを失った。転倒した先に散水車がおり、そのまま車体の下に巻き込まれた。
散水車の運転手はショック状態で手が震えており、「ブレーキを踏んだが間に合わなかった」と話した。バイクは全損で原形をとどめておらず、約10m先に散水車が停車していた。現場にはサワンボリブーン財団の救急隊が駆けつけた。
パタヤ周辺では外国人がレンタルバイクで移動するケースが多く、交通事情に不慣れなまま走る姿が日常的に見られる。ソンクラン6日間で死者216人に達するなど交通死亡事故が深刻化するなか、ながらスマホの危険性を突きつける事故となった。
タイではバイク乗車中のスマートフォン操作は違法で、500バーツの罰金が科される。しかし取り締まりが行き届かず、地元住民にも外国人にも日常の光景になっている。観光地でバイクを借りる際は、スマホをポケットにしまう習慣が命を守る最低限の対策である。




