カオサン通りで2026年4月14日夜(ソンクラーン期間)、陸軍の現役兵士が15歳の少女を化粧室で性的に暴行した。陸軍は翌日に素早く身元を特定し、プラシット・コーマヒ上等兵(ピパット・コーマヒ)を警察に引き渡した。
事件の発生
4月14日夜(ソンクラーン期間)、被害者はFacebookページ「サイマイ・トーン・ロット(正義の告発ページ)」を通じて告発した。「制服を着た、または軍人と思われる人物グループに暴行され、路地の公衆トイレで性的に暴行された」という内容だった。
場所はカオサン通り付近のタニー通りで、バンコクで最も有名な観光エリアの一つだ。複数の目撃者と防犯カメラが事件を記録していた。
陸軍の迅速な対応
陸軍は告発が広まった後、すぐに内部調査を開始した。チャナソンクラーム警察署からの連絡を受け、陸軍第1地区の管轄部隊内で容疑者を特定した。プラシット・コーマヒ一等兵(กองร้อยกองบังคับการ กองทัพภาคที่ 1)がソンクラーン期間中に外出して水かけ祭りに参加し、事件を起こしたことを認めた。
陸軍の声明では「容疑者を警察に引き渡し、すべての手続きに協力する」と明言した。同行した他の兵士は事件に関与していないとされた。
軍人による犯罪への厳しい目
タイ陸軍は近年、軍人による不祥事に対して迅速な対応を見せるケースが増えた。SNSでの告発が即座に拡散する時代に、「対応の遅れ」はさらなる批判を呼ぶため、当局は早期に動くことが多い。
今回のケースでは事件発生から約36時間以内に身元特定・引き渡しが行われた。「軍が素早く対応した」という評価がある一方、「なぜ現役軍人が外出中にこのような事件を起こすのか」という軍の管理体制への批判も続いた。
被害者へのサポート
15歳という未成年の被害者には、心理的なサポートと法的支援が必要だ。タイにはOSCC(ワンストップサービスセンター)があり、性犯罪被害者への医療・心理・法律支援を一体的に行う。被害者のプライバシー保護も重要な課題だ。