ブリーラム県で4月15日夜、13歳の娘への性的暴行を警察に訴えていた37歳の父親が、加害者本人に射殺された。犯人は自供したが現場検証を拒否している。
事件はラムプライマート郡コークラーム地区の住宅地で午後8時頃に発生。犯人のウッティチャイ(23歳、通称トゥン)がバイクで被害者チャラームウット氏の自宅前を通った際、チャラームウット氏から罵声を浴びた。ウッティチャイはそのまま自宅へ9mm拳銃を取りに戻り、バイクで引き返して3発を発砲した。
チャラームウット氏は自宅前のベンチに座っていたところを撃たれ、即死だった。犯行の一部始終は防犯カメラに記録されている。
背景にあったのは性的暴行事件である。ウッティチャイはチャラームウット氏の13歳の娘に性的暴行を加えたとして告訴され、保釈中の身だった。裁判で争っていたが、被害者の父親から日常的に罵倒されることに逆恨みを募らせた末の犯行だった。
遺族はウッティチャイに200万バーツの賠償を求めている。娘の性被害に続いて父親まで失った家族の悲劇は、タイ社会に衝撃を与えている。




