ヤラー県ベートン郡で3日前から行方不明になっていた12歳の発達障害のある少年が、4月15日午後4時に自宅近くの廃車の中で遺体で発見された。
少年は4月12日の昼に自宅を出たきり戻らなかった。家族はすぐに警察に届け出て、地元のSNSページでも情報提供を呼びかけた。警察、軍の平和維持部隊、郡の防衛ボランティア、イスラム系救助隊、そして住民30人以上が捜索に加わった。
少年が普段遊びに行く村の裏山を中心に捜索が行われたが、ソンクラン連休と重なり人手の確保が難しかった。発見したのはイスラム系ベートン救助隊の隊員で、異臭をたどったところ、放置された古い車の中で少年の遺体を見つけた。
遺体は検視のために搬送され、死因はまだ確定していない。猛暑の中で密閉された車内に入り込み、熱中症で意識を失った可能性が指摘されているが、警察は慎重に調査を進めている。
タイ全土では42度の猛暑が続いており、車内温度は短時間で60度以上に達する。発達障害を持つ子供が自力で車から出られなくなるケースは世界各地で報告されており、家族や地域の見守り体制の重要性が改めて問われている。




