韓国の格安航空会社がタイ路線の大幅な減便に踏み切った。中東情勢の悪化でジェット燃料が急騰し、採算が取れなくなったためだ。韓国からタイへの旅行を計画している人は直撃を受ける。
ティーウェイ航空はFacebookで、スワンナプーム-仁川間の毎日運航を5月9日で終了し、5月10日から7月14日までは週2便に縮小すると発表した。さらにバンコク-大邱線は7月15日まで全便運休となる。
燃料サーチャージも大幅に引き上げられた。ティーウェイ航空は片道あたり1,900バーツから2,850バーツへ約50%値上げしている。別の韓国系航空会社も4月1日付で2,000バーツから2,700バーツへの引き上げを実施済みだ。
韓国のLCC大手3社であるチェジュ航空、ティーウェイ航空、ジンエアーはいずれも東南アジア路線の削減を検討している。背景にはジェット燃料価格の105%急騰がある。アジア地域の航空燃料は1バレル205ドル近くまで上昇し、韓国の航空各社は緊急のコスト管理体制に入った。
タイにとって韓国人観光客は重要な市場だ。格安便の減少は旅行者数の減少に直結する。閣議が77億バーツの経済救済パッケージを承認するなど国内経済対策が進む一方、インバウンド観光の先行きには暗雲が漂っている。


