バンコク・サトーン区の高級コンドミニアムで、中国人のXインフルエンサー2人が覚醒剤を使用した後に全裸で廊下を走り回り、住民を恐怖に陥れた。4月10日、薬物取締センターが出動し2人を逮捕した。
逮捕されたのはリー・ジュン(36歳)とツァイ・ポンチョン(29歳)。2人はXで約60万人のフォロワーを持ち、サディスティックな包帯系のコンテンツを投稿していた。薬物使用後に幻覚状態となり、コンド内を全裸で徘徊。ドアを激しく叩き回り、複数の住民が恐怖のあまり通報に至った。
警察が部屋に踏み込んだところ、覚醒剤とエクスタシー、注射器約100本、はかり、スマートフォン10台、撮影機材、性具、ポルノ映像、現金約10万バーツが見つかった。部屋は撮影スタジオと化しており、薬物を使いながらコンテンツを制作していたとみられる。
サトーン区は日本人駐在員も多く住むビジネス街で、高級コンドが林立するエリアだ。住民にとっては深夜に全裸の男が叫びながら廊下を走るという悪夢のような体験だった。
タイでは近年、中国人がコンドを借りて違法なオンラインビジネスを行うケースが社会問題になっている。今回は薬物とSNSコンテンツ制作が絡んだ特異な事例で、コンドの管理体制や入居審査の甘さも問われそうだ。



