4月13日、スワンナプーム空港で観光警察が中国人の男を逮捕した。容疑は飛行機の機内で同じ中国人観光客の現金1万6020バーツを盗んだ疑い。空の上でのスリという、なかなかお目にかかれない犯行である。
観光警察第1師団第3課がスワンナプーム空港で容疑者の男「ジェン」を確保した。所持品から被害者の現金1万6020バーツがそのまま見つかり、窃盗の証拠として押収された。
被害者は同じ便に搭乗していた中国人観光客で、機内で所持品がなくなったことに気づいて到着後に通報した。観光警察は空港内で容疑者を待ち構え、身柄を確保した。
実はこの手口、タイではもはや珍しくない。わずか3日前の4月10日にもエア・マカオ便で中国人2人組が同胞の乗客から合計8万バーツを盗み、同じスワンナプームで逮捕されている。過去にはロレックスと現金100万バーツ以上を機内で盗んだケースも報告されており、「機内窃盗」はタイの空港で繰り返される犯罪パターンだ。
タイを訪れる旅行者は機内でも油断は禁物である。現金や貴重品は頭上の荷物棚ではなく身につけておくのが鉄則だ。特に睡眠中を狙われるケースが多く、長距離便では一層の注意が要る。




