バンコク発ヤラー行きの急行列車で、乗客が連れていた猫が突然パニックを起こして暴れ出した。噛みつきと引っかきで複数の乗客が負傷し、捕獲作業のため列車が停止する事態に。ソンクラン期間中のペット連れ長距離移動の教訓として、SNSで大きな話題になっている。
事件が起きたのは急行169号(バンコク・アピワット〜ヤラー)の車内だ。飼い主のベッドの上で大人しくしていたオレンジ色の猫が、チャウアット駅付近にさしかかったところで突然狂暴化。車内を走り回りながら乗客に見境なく噛みついた。
飼い主は手を噛まれて出血。他の乗客にも被害が及び、車内は一時パニックとなった。猫の力は凄まじく、素手では到底押さえられなかった。最終的にベッドシーツを使って覆いかぶせ、3人がかりで20分かけてようやく取り押さえた。
この日の列車はそもそも災難続きだった。ナーパッククワンとカオチャイラートの2カ所で機関車が故障し、その修理に加えて猫の捕獲作業も重なった結果、ヤラー駅への到着は予定より430分(7時間10分)遅れとなった。
目撃者がFacebookの「タイ鉄道」グループに投稿したところ、「猫連れで長距離列車はやめたほうがいい」「キャリーに入れておくべき」などのコメントが殺到。ソンクラン連休でペットと一緒に帰省する人が増える中、密閉空間での長時間移動が猫にとって大きなストレスになることを改めて示す出来事となった。



