タイ海軍のトラート県海上保安部隊がタイ領海内でカンボジア船4隻を拿捕し、乗組員を拘束した。生活必需品を密輸していた疑いが持たれている。
現場はトラート県沖のタイ領海で、カンボジア船がタイ側の許可なく航行していた。船内からは日用品や食料品など「生活必需品」とされる物資が見つかった。
タイとカンボジアの海上国境では密輸や不法操業がたびたび問題になっている。先に報じたタイ・カンボジア陸路国境の閉鎖に続き、両国の緊張が海上にも広がっている形である。
ソンクラン連休中は海上パトロールが強化されており、今回の摘発もその一環とみられる。トラート県は国境の島カイ島を巡る領有権問題も抱えており、海上の取締りは敏感な問題である。
燃料価格の高騰で輸送コストが上がるなか、安価な密輸ルートへの需要が増えている可能性もある。タイ当局は取締りを継続する方針である。
