パンガー県で頭部を切断されたジュゴンの死骸が見つかった事件で、スチャート天然資源環境大臣が副事務次官と国立公園局長をプーケットに派遣し、捜査を陣頭指揮させた。
大臣は「犯人を必ず突き止め、法の限りを尽くして処罰する」と表明した。ジュゴンはタイの法律で保護されている絶滅危惧種であり、殺害や身体の一部を所持することは重罪にあたる。
捜査チームは現地の漁師や住民からの聞き取りを進めているほか、周辺海域の監視カメラ映像の解析にも着手した。頭部が切断されていることから、密売目的の可能性も視野に入れている。
ジュゴンはタイ語で「プラヨーン」と呼ばれ、タイ沿岸のシンボル的存在である。2019年に保護された赤ちゃんジュゴン「マリアム」が腸内のプラスチックで死亡した際には国民的な悲しみを呼んだ。今回の意図的な殺害は、それ以上の怒りを買っている。
