ラヨーン県で深夜2時、路上で意識を失っている男性が通報され、警察が駆けつけた。酔い潰れていた41歳のアヌソーンさんを起こすと、予想外の言い訳が飛び出した。
「妻が普段は飲酒を禁止しているんです。今回は妻が実家に帰省中で、特別に許可をもらいました。1年に1回だけなので、つい飲みすぎてしまって」
警察は飲酒運転の違反を確認したが、アヌソーンさんは車を運転していなかった。飲んだ後そのまま道端で寝てしまっただけで、「飲んだら乗るな」の標語を文字通り実践した形である。
警察は安全を考慮して署に連れ帰り、酔いが覚めるまで保護した。その後、家族に連絡して引き取りを手配した。逮捕や罰金はなし。
ソンクラン期間中は飲酒運転が2日目で1,127件に達するなか、「飲んでも乗らない」を貫いた男性の姿は、ある意味で模範的ともいえる。年に1度の許可を最大限に楽しんだ結果がこれなのだから、妻の判断は正しかったのかもしれない。


