バンコク都ラートクラバン区で、自転車に乗って水道メーターを盗んでいた39歳の男が逮捕された。首都圏警察本部やジョラケーノーイ署の捜査班が合同で身柄を確保している。
逮捕されたのはスラチェット容疑者(通称タム、39歳)である。クローンターソン沿いの空き地にある仮設小屋に潜伏していたところを捜査員が急襲した。現場はクムトーン・ラムトーイティン地区で、住居表示のない掘っ立て小屋だった。
押収された証拠品は、水道メーターの文字盤2組、首都圏水道公社(MWA)の青いメーター蓋1枚、真鍮製のメーター部品の山、さらに犯行時に着用していたとみられるつば広の編み帽子とグレーのフード付き長袖シャツ、そして移動手段に使っていた赤いママチャリ1台である。
メーターの真鍮部分は金属としての転売価値があり、容疑者はこれを換金する目的で犯行を繰り返していたとみられる。自転車を使うことで音を立てずに住宅街を移動し、深夜帯に犯行に及んでいた可能性が高い。
警察は余罪についても捜査を進めており、ラートクラバン周辺で相次いでいた水道メーターの盗難被害との関連を調べている。水道メーターの盗難は住民の断水被害に直結するため、地域住民からの通報が逮捕の決め手になったとみられる。