プーケット県警は4月9日、インターポール(国際刑事警察機構)の赤手配書に基づき、スウェーデン国籍の男をプーケット島内のコンドミニアムで逮捕した。男はスウェーデン国内での殺人、違法武器所持、麻薬密売に関与した疑いが持たれている。
今回の逮捕は、タイ国内に潜伏する外国人犯罪者を一掃する広域摘発作戦の一環として実施された。母国での刑事訴追を逃れ、タイに逃亡した外国人容疑者の摘発が目的である。
プーケットは温暖な気候とビザの取得しやすさから、国際犯罪組織の構成員が身を隠す場所として以前から問題視されてきた。スウェーデンでは近年、マフィア組織間の抗争が激化しており、殺人事件の発生件数が欧州内でも突出している。
タイ当局は国際機関との連携を強化し、外国人犯罪者の摘発を加速させている。先日もパタヤで中国人オンライン賭博組織の首謀者が逮捕されたほか、プーケットではイスラエル人が違法旅行会社の運営で身柄を拘束されるなど、摘発が相次いでいる。
タイがリゾート地としての魅力を維持する一方で、国際犯罪者の逃亡先にもなっている現実が改めて浮き彫りとなった。当局は今後も国際協力のもと、取り締まりを継続する方針である。