タイ高速度交通公社(MRTA)のキッティコーン・タンパオ副総裁(工学・建設担当)が4月9日に明らかにした。同氏はオレンジライン(バーンクンノン〜タイ文化センター区間)の建設責任者を兼務している。
閉鎖の対象となるのは、ペッチャブリー通り上のプラトゥナーム交差点をまたぐ陸橋である。地下を走るオレンジラインのトンネルが陸橋の基礎部分と干渉するため、橋脚1スパン分の床版・柱・杭を一度撤去し、トンネル通過後に補強を施したうえで原状復旧する計画だ。工期はおよそ10カ月を見込んでおり、期間中は24時間にわたり全面通行止めとなる。
プラトゥナーム交差点はバンコク中心部の主要渋滞ポイントの一つであり、周辺にはショッピングモールや衣料品卸売市場が集中する。長期閉鎖が周辺の交通に与える影響は大きく、MRTAは5つの迂回ルートを利用するよう呼びかけている。
オレンジラインはバンコク西部のバーンクンノンと東部のミンブリーを東西に結ぶ路線で、西側区間(バーンクンノン〜タイ文化センター)は施工会社チョーカーンチャーンが工事を進めている。完成すればBTSやMRTブルーラインとの乗り換えが可能となり、東西方向の移動が大幅に改善される見通しである。
在住者や旅行者にとっては、閉鎖開始までに周辺の移動計画を見直す必要がある。とりわけソンクラーン期間中の空港利用を予定している場合は、プラトゥナーム経由のルートが使えなくなる点に注意が必要だ。