バンコク近郊のしゃぶしゃぶ食べ放題店で客がマグナムアイスを大量に食べる動画がSNSに投稿され、「マナー違反では」と批判が殺到した。店主が9日、自ら経緯を説明し騒動の沈静化に乗り出した。
発端はTikTokユーザー「イドリス・ソフィヤー」が投稿した動画である。ハタイラート地区のマルワイ市場にある「バンファー・シャブー」で撮影されたもので、「肉を食べに来たんじゃない、マグナムを食べに来た」というキャプションとともに、アイスバーを次々と頬張る様子が映っていた。動画は瞬く間に拡散し、食べ放題店での振る舞いをめぐる議論に発展した。
店主のファリド・マッソー氏(38)がカオソッド・オンラインの取材に応じ、事実関係を明らかにした。動画が撮影されたのは4月2日で、来店した客は6人グループだったという。30本のアイスバーは1人で食べたのではなく6人の合計であり、すべてがマグナムだったわけでもなく、他のアイスクリームも含まれていた。
ファリド氏は「マナー違反だとは思っていない。食べられるなら喜んで提供する」と述べ、客を批判する意図がないことを強調した。動画はもともと店側が撮影したもので、宣伝目的だったことも明かしている。
タイではしゃぶしゃぶ食べ放題にデザートが含まれる店が多く、高級ブランドのアイスバーを置くことが集客の売りになっている。「元を取ろう」とする客の行動がSNSで注目を集めるのは珍しくないが、今回は店主自身が冷静に対応したことで、批判の矛先は収まりつつある。