チョンブリー県シーラチャーとカオキアウ動物園(正式名:カオキアウ・オープンズー)で、カピバラの赤ちゃんが生まれた。2025年から爆発的な人気を博した「ギング・ゴング・ゲーオ(กิง ก่อง แก้ว)」という3きょうだいの実の弟妹にあたる個体で、動物園はソンクラーン連休直前にお披露目を行った。
ギング・ゴング・ゲーオとは
「ギング・ゴング・ゲーオ」は2024年末ごろから動物園SNSで注目を集め始め、2025年に爆発的な人気となったカピバラの3きょうだいだ。独特の丸い体型と人懐っこい性格がSNSで話題となり、グッズも飛ぶように売れた。動物園のインスタグラムとTikTokのフォロワー数は急増し、週末には整理券が必要なほどの混雑が続いた。
今回生まれた赤ちゃんは、同じ親から生まれた「本当の弟妹」として発表された。「4番目のメンバーが登場した」という形で宣伝され、ソンクラーン連休の集客に一役買った。
カビバラについて
カビバラ(Capybara)は南米原産の世界最大の齧歯類で、成体の体重は35〜65キログラムに達する。穏やかな性格で他の動物とも仲良く共存できるため「動物界の最強のコミュ力」などとSNSで語られてきた。天然温泉に入るカビバラの動画が世界中で話題になるなど、日本でも人気が高い。
カピバラは熱帯・亜熱帯の温暖な気候を好み、タイの気候とは相性が良い。カオキアウ動物園では複数頭が飼育されており、環境に適応して繁殖にも成功している。
カオキアウ動物園の特徴
カオキアウ・オープンズーはチョンブリー県の丘陵地帯に広がる大規模な動物公園だ。敷地面積は約800ヘクタールで、1,000種以上の動物が飼育されている。「開放的な自然環境の中で動物が生活している」コンセプトで、檻ではなく広い放し飼いエリアで見学できる展示が多い。
バンコクから車で約1時間30分で、週末の日帰り観光地として人気が高い。近年は珍しい動物の赤ちゃん誕生やユニークなイベントをSNSで積極的に発信し、若い世代の来場者を増やしている。