ナコンパノム県バーンペーン郡のメコン川沿いで4月6日夜、越境バイク窃盗団と当局が銃撃戦となり、ラオス国籍の容疑者2人が死亡、1人が拘束された。
バーンペーン署によると、情報提供を受けた警察がメコン川沿いで待ち伏せしていたところ、午後9時頃にバイクを運搬する不審なグループと遭遇。グループは制止を無視して発砲してきたため、当局側が応戦した。
銃撃で負傷したラオス人男性タオコック(25)は海軍の河川哨戒部隊がバーンペーン病院に搬送したが、傷の重さに耐えられず死亡した。もう1人のラオス人も現場付近で射殺されている。生きたまま確保された1人は、窃盗の実態について取り調べを受けている。
タイとラオスを隔てるメコン川は幅が狭い場所では数百メートルしかなく、以前から密輸やバイク窃盗の越境ルートとして使われてきた。盗んだバイクを筏に乗せてラオス側に渡し、現地で転売するのが常套手段である。
現在は燃料密輸の取締りで海軍が艦隊を増強し、メコン川沿いの警備が強化されている。バイク窃盗団が当局の制止に対して発砲するほど大胆だったことが、国境の治安上の課題を浮き彫りにしている。



