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【続報】ホルムズ海峡で被弾のタイ貨物船から人体の一部を発見、行方不明の3人か

【続報】ホルムズ海峡で被弾のタイ貨物船から人体の一部を発見、行方不明の3人か

ホルムズ海峡で損傷したタイ貨物船「マユリー・ナーリー」から人体の一部が発見された。行方不明の3人のタイ人乗組員のものとみられ、イラン当局と連携してDNA鑑定を進めている。PSLは家族への補償を準備中。

タイ外務省は4月3日、ホルムズ海峡で損傷したタイ船籍の貨物船「マユリー・ナーリー」から人体の一部が見つかったと発表した。先月の事故以来行方不明となっていた3人のタイ人乗組員のものとみられるが、身元の確認にはまだ至っていない。

船を運航するPSL(プレシャス・シッピング)によると、救助チームが船内を捜索中に人体の断片を発見した。現在イラン当局と連携し、DNA鑑定などの法医学的検査を進めている。PSLは行方不明者の家族に対する補償も準備中だという。

マユリー・ナーリーは3月にホルムズ海峡で被弾し損傷した。乗組員の大半は救出されたが、タイ人技術者3人が船内に取り残されたまま連絡が途絶えた。その後タイとイランが安全航行で合意し、船への接近が可能になって捜索が再開されていた。

ホルムズ海峡は世界の石油輸送の約2割が通過する要衝だ。中東の緊張が続くなか、タイの貿易船が巻き込まれた今回の事故は、肥料船5隻の足止めと並び、紛争がタイの海運と人命に直接及んでいることを示している。

3人の身元確認が進めば、タイの海運業界にとって改めて中東航路のリスクが突きつけられる。家族の元に一日も早く確かな情報が届くことが望まれる。