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肥料を積んだ船5隻がホルムズ海峡で足止め、商務相が国産肥料への切り替えを急ぐ

肥料を積んだ船5隻がホルムズ海峡で足止め。商務相が国産肥料への切り替えを急ぐ方針。タイは化学肥料の40%超を中東に依存。

タイのスパジー商務相が、肥料を積んだ貨物船5隻がホルムズ海峡で足止めされている状況を認めた。タイの農業に不可欠な化学肥料の供給が滞るなか、国産肥料への切り替えを急ぐ方針を示した。

スパジー商務相は、商務省が中東エネルギー危機の影響に対する3つの対策ラインを策定していると説明した。首相からは緊急に石油のコスト構造(精製費用、保険料、管理費)を見直すよう指示が出ているという。

肥料5隻の滞留は、前日に報じられた「タイは化学肥料の40%以上を中東から輸入」という事実と合致する。ホルムズ海峡の航行が不安定なままでは、肥料不足が長期化し、タイの農業生産に深刻な影響を与える。

商務相は農業関係者と協議し、国産原料を使った肥料の配合を急ピッチで調整していると明らかにした。化学肥料に頼り切った農業からの転換が、危機を契機に加速する可能性がある。

タイの農家は既に肥料の100バーツ値上げに直面しており、5隻分の肥料が届かなければさらなる品薄と価格上昇は避けられない。ソンクラン後の本格的な作付けシーズンに向け、肥料の確保がタイ農業の最大の課題となっている。