Thailog

タイの最新ニュースを日本語で

タイ財務相が低所得者向け100バーツ給付を30日に協議、「最も打撃を受けた層」を支援

財務相が低所得者向け福祉カードへの100バーツ給付を3月30日に協議。約1,460万人の保有者が対象。燃料危機で最も打撃を受けた層を優先支援。

エクニティ副首相兼財務相が、福祉カード保持者(低所得者層)への100バーツ給付を3月30日(月)に協議する方針を明らかにした。燃料危機で「最も大きな打撃を受けている脆弱層」を優先的に支援する。

エクニティ氏は「中東情勢の紛争が1か月以上続き、世界的なエネルギー危機が広範囲に影響を及ぼしている。いつ終わるか見通しが立たない」と現状を分析。暫定政府としての制約があるなかでも、低所得者層への直接支援を最優先事項と位置づけた。

福祉カード(バットコンジョン)はタイ政府が低所得者に発行しているカードで、月収3万バーツ以下の約1,460万人が保有している。このカードに100バーツを追加チャージする形での支援が検討されている。

100バーツという金額は小さく見えるが、燃料6バーツ値上げ、卵のトレイ6バーツ値上げ、肥料100バーツ値上げと連鎖する物価上昇のなかで、最低限の生活をしている層にとっては意味のある支援だ。ガソホール91の補助打ち切りや石油基金の構造変更など、中間層への支援が縮小するなかで、政府は最も弱い立場にある人々を守る姿勢を示した形だ。

30日の協議で正式に決定されれば、新内閣の発足と合わせて迅速に実施される見通しだ。