プーケット・バングラ通りのエンタメ施設で4月1日、外国人3人がおもちゃの紙幣(子ども用玩具の模擬通貨)を使って飲食代の支払いを試みたとして逮捕された。スタッフが不審に気づき、現場で被害を未然に防ぐことに成功した。
3人がテーブルに置いた紙幣をスタッフが確認したところ、本物のタイバーツではなく、子どもの遊びやイベント用として売られているおもちゃの模擬紙幣だった。外見は本物の紙幣に似せているが、素材や印刷の粗さから違いが分かる。スタッフはすぐに警察に通報し、3人はその場で拘束された。
3人の国籍は報道時点で公表されていないが、外国人ということが確認されている。「間違えた」という弁解の余地は小さく、金額が一定以上であれば詐欺罪に問われる可能性がある。タイでの通貨偽造・使用は厳しく罰せられており、外国人でも軽視できない犯罪だ。
おもちゃの紙幣を使った詐欺は世界各国で発生する手口の一つで、薄暗いバーやクラブ、または混雑した支払い場面で本物と判別しにくい状況を利用する。バングラ通りのようなネオン輝く夜の繁華街は、こうした詐欺が試みられやすい環境だ。飲食店やエンタメ施設では日頃から支払い時に紙幣の真偽を確認する習慣が重要で、今回はスタッフの目が機能した事例といえる。
プーケット観光当局と警察は外国人客を狙った詐欺や逆に外国人客による不正行為の双方に目を光らせており、バングラ通り周辺のパトロールを継続している。


