タイ・チョンブリ県パタヤ市のホテル(Sunday JA Plus Hotel)で5月21日午後9時に発生した屋上(ดาดฟ้า、Rooftop)火災が、約1時間45分の消火活動の末に午後10時45分に完全鎮火した。火災は屋上から発生し、消火活動中に客室階にも延焼。Facebook「Fire & Rescue Thailand」の時系列報告によると、宿泊客は大量に避難し、外国人3人(男性1人、女性2人)が負傷した。多くの観光客が煙を吸い込む事態となったが、死者は確認されていない。前2サイクル(速報+ホテル名特定続報)で報じた事案の3回目の続報で、被害規模と消火経過の詳細が判明した形となる。
火災の時系列
時系列で整理された火災の経過:
- 21:00: ホテル屋上(Rooftop)で火災発生、館内に多数の宿泊客が閉じ込め
- 21:00-22:00: 消防隊が救助活動、撮影動画では激しく燃える炎の光
- 22:00: 部分鎮火、観光客の大量避難開始、多数が煙吸引
- 22:10: 部分鎮火継続、火が屋上から客室階に延焼
- 22:45: 完全鎮火、消火活動終了
- 火災継続時間: 約1時間45分
屋上から始まった火災が客室階に延焼した点は、ホテル建築構造の防火区画の機能不全を示唆している。
負傷者の状況
確認された負傷者:
- 計3人(全員外国人観光客)
- 男性: 1人
- 女性: 2人
- 主な被害: 煙吸引、軽度のやけど(推定)
- 死者: 0人(現時点)
- 治療: 病院搬送(具体的病院名未公表)
外国人観光客が被害を受けた点は、パタヤの観光業イメージに影響する可能性が高い。各国の在タイ大使館経由で家族・関係者への連絡が進められている見通し。
Rooftop Barと火災原因
タイの観光地ホテルでは、屋上(Rooftop)に Rooftop Bar(ルーフトップバー)を設置して観光客の夜景鑑賞・社交場として運営する事例が多い。
Sunday JA Plus Hotelの屋上が「Rooftop Bar」として営業していた場合、火災原因として次のパターンが考えられる。
- 厨房・調理場のガス・油引火
- 電気系統の不良
- 喫煙不始末(タバコ・葉巻)
- 花火・線香などの可燃物
- 装飾品の発火(布・紙)
- 改装工事中の事故
火災原因は今後の消防・警察捜査で明らかになる見通し。Rooftop構造の火災は、上昇気流による煙の急速拡大が下層階への延焼を加速する特性がある。
22時の非常階段大量避難と煙吸引被害
22:00時点の大量避難の状況:
- 避難経路: 非常階段、避難ハシゴ
- 避難方向: 1階・地上階のロビー
- 介助: 消防隊員、ホテル従業員、救助ボランティア
- 多くが煙吸引: 廊下・階段の煙の濃度が高かった
- 緊急医療: 現場の救急隊が応急処置
避難中に煙を吸い込んだ宿泊客は、肺機能への影響を医療チェックされる必要がある。煙吸引は数時間後に症状が出現するケースもあり、注意が必要。









