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トラート県で値上げ前夜にディーゼル買い溜め行列、請負業者「1日600リットル必要」

経済出典:khaosod2026/04/02 22:00

トラート県で値上げ前夜にディーゼル買い溜めの長い行列。建設請負業者は「1日600リットル使う。値上げ分だけで日に2,100バーツの負担増」と語った。

4月2日夜、トラート県の各ガソリンスタンドに車の長い列ができた。翌3日午前5時からのディーゼル3.50バーツ値上げを前に、少しでも安い価格で確保しようとする人々が殺到した。

バンチャックの給油所では、乗用車や軽トラックに加え、荷台に200リットル入りのドラム缶を積んだ車両が次々と到着した。600〜1,000リットルをまとめ買いする農業従事者や建設業者の姿が目立ち、ドラム缶を2〜3本積んでくる車もあった。

建設請負業のジョンラックさんは「パイルドライバーが10台あり、6気筒エンジンで動く。油がなければ仕事にならない」と話す。1日の消費量は600リットル以上で、値上げ分だけで日に2,100バーツ(約1万円)のコスト増となる計算だ。「政府に何かを求めるつもりはない。この状況を受け入れるしかない」と諦めの表情を見せた。

ラノーン県で500メートル超の行列が報じられたのは1週間前のことだ。その後も値上げが繰り返され、ディーゼル価格は47.74バーツに到達。地方の現場では、値上げのたびに「駆け込み給油」が風物詩と化している。

東部の県境に位置するトラートは農業と漁業が基幹産業だ。漁船のエンジンもディーゼルで動くため、燃料高は海の仕事にも直撃する。ソンクラーンの帰省期間を控え、県民の家計への圧迫はさらに強まる見通しだ。