法務省と国防省が4月1日、タイ南部の大型石油貯蔵施設11か所を合同で一斉捜索した。複数の施設で「入荷量が出荷量を上回る」不審な取引記録が見つかった。
燃料危機の中、一部の業者が安い時期に仕入れた石油を備蓄し、価格が上がったタイミングで放出して不当な利益を得ている疑惑がある。入荷が出荷より多い倉庫は、在庫を意図的に積み上げている可能性がある。
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タイ・バンコク発日本語メディア
法務省と国防省が4月1日、タイ南部の大型石油貯蔵施設11か所を合同で一斉捜索した。複数の施設で「入荷量が出荷量を上回る」不審な取引記録が見つかった。
燃料危機の中、一部の業者が安い時期に仕入れた石油を備蓄し、価格が上がったタイミングで放出して不当な利益を得ている疑惑がある。入荷が出荷より多い倉庫は、在庫を意図的に積み上げている可能性がある。
さらに南部はマレーシアとの国境に接しており、燃料の密輸が以前から問題化している。タイのディーゼルはマレーシアより安いため、国境地帯の倉庫が密輸の中継拠点として使われている疑いもある。
野党は「シンガポール参照価格で3か月前の安い原油から精製した石油を今日の高い価格で売っている」と石油価格構造そのものを告発している。今回の倉庫捜索は、流通段階での不正にもメスを入れる動きだ。
エクニティ新エネルギー対策本部長は精製マージンの見直しに加え、大量備蓄業者への厳罰化を方針として掲げている。法務省と国防省の合同捜索は、その本気度を示すものだ。
石油基金の赤字は421億バーツに膨らみ、国民が値上げに苦しむ一方で不正に利益を得る業者がいるとすれば、社会的な怒りはさらに高まる。
警察副長官が南部国境を査察し、マレーシアへの燃料密輸を警戒。「アリ軍団」と呼ばれる少量密輸の手口に警戒を指示。現時点で密輸は未確認。
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経済野党タウィー党首がタイの石油価格構造を国会で告発。「3か月前の安い原油で精製した石油に、今日のシンガポール市場価格を適用し、さらに想定輸送費まで上乗せするのは国民から金を吸い取る仕組みだ」と4つの決定を批判。
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経済アヌティン首相がエクニティ副首相をエネルギー対策本部長に任命。PTG Energyとの利益相反で追及されたピパット前任を事実上更迭。ラオスへの石油輸出を海外調達に切り替え、国内供給を増やす方針。
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タイ「タイ助けタイプラス」が5月25日からPaoTangアプリ経由の登録開始。タイ国民1人あたり月1,000バーツ×4ヶ月(計4,000バーツ)の給付プログラムで、電話番号変更によるPaoTangアクセス不能問題が浮上、Krungthai銀行窓口での番号更新手続きが必要。並行展開のコンラクルンプラスとの違い、True社のAI War Room体制も注目。
タイ下院が5月20日、1991年小切手不渡り罪法廃止法案を第1読会で受理。タウィー・ソットソン前法務相が5/21に発表、全国収監者327,478人のうち555人の小切手不渡り収監者を刑事罰から民事処理に転換する歴史的な制度改革。「債務取り立て刑務所(クック・トゥアン・ニー)」として批判されてきた仕組みを廃止、憲法第77条と国際標準に準拠する民事中心の解決へ。
タイ観光・スポーツ相スラサック・パーンチャルーンウォラクン氏が5月21日、外国人観光客から徴収する「上陸料(Landing Fee)」を現行案300バーツから上回る水準に引き上げる検討を発表。引き上げ分でプレミアム保険補償(医療・事故・遺体送還)を提供。タイ国内の外国人医療未払いが年間1億B規模に達する問題への対策、観光相は「観光客の渡航決定に悪影響を与えないバランス」を強調。