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森林火災の消火任務を終えた直後にパトロール隊員が行方不明、翌朝遺体で発見

事故出典:Khaosod2026/04/01 12:00

チェンマイの森林火災パトロール隊員ブンマー氏が消火任務後に行方不明、翌朝遺体で発見。猛暑と持病の疲労蓄積が原因。90万ライ焼失の最前線で命が失われた。

チェンマイでは災害区域宣言が出されPM2.5は世界ワースト級の中、消火活動の最前線で命が失われた。

4月1日、チェンマイ県メーリム郡の森林火災パトロール隊員「ブンマー・パーデーン」氏が消火任務を終えた後に行方不明になり、翌朝森の中で遺体が発見された。

チェンマイの消火活動は過酷を極めている。気温40度を超える猛暑、PM2.5で視界が悪い中、急斜面の山林で何時間も消火にあたる。ブンマー氏は持病があり、疲労の蓄積と高温が重なったことが死因と推定されている。

チェンマイでは90万ライ(東京都の7割相当)が焼失し、火災件数は1月から2,090件を超えた。元国会議員は「火災は予算獲得のための放火ビジネスだ」と暴露しており、命を懸けて消火にあたる隊員がいる一方で予算目当ての放火が行われているとすれば、ブンマー氏の死はあまりに重い。

ボランティアを含むパトロール隊員は装備も予算も十分でなく、日当も安い。タイ北部の「バーニングシーズン」は毎年繰り返される問題だが、根本的な対策は進んでいない。