タイ地理情報・宇宙技術開発機構(GISTDA)が米国の地球観測衛星スオミNPPのVIIRSセンサーで観測した3月29日のデータによると、タイ国内の熱源(ホットスポット)は4,327か所に達した。
内訳は自然保護区が最多の2,430か所、国有林が1,528か所、農地改革区域が135か所、農地が125か所、集落・その他が102か所、幹線道路沿いが7か所だった。熱源の過半数が保護区と国有林に集中しており、森林火災が大気汚染の主因であることを裏付けている。
近隣国ではミャンマーが6,863か所と最も多く、国境を越えた煙霧がタイ北部の汚染を悪化させる要因にもなっている。
チェンマイでは「霧の海が炎の海に変わった」と宿泊施設が投稿するなど、観光地への影響も深刻だ。乾季が続く4月にかけて熱源はさらに増加する可能性がある。


