3月30日午前1時41分、チェンマイ県サンカムペーン郡オンタイ地区のメーパーヘン貯水池入口付近で森林火災が発生した。カネート・カムノン郡長が現場に急行し、消防車2台と地元住民の協力で鎮火にあたった。
同県メーテーン郡では、宿泊施設「バーンスワン・メーナーミー・ホームステイ」がSNSに衝撃的な比較写真を投稿した。かつて山並みと雲海を一望できた景色が、火災と煙霧で一面の炎に変わっていた。投稿には「霧の海が炎の海になった」と記されている。
施設によると、地域住民や自治体が防火帯の設置と消火活動を続けているが、強風のため一度鎮火した火災が深夜に再び燃え広がる状態が繰り返されている。
チェンマイではPM2.5が全国31県で基準超えとなっており、森林火災がその主要な原因だ。乾季の続く3〜4月は毎年この状況が繰り返されるが、今年は特に深刻とされる。
北部の観光地を訪れる予定のある旅行者は、大気汚染の状況を確認した上で計画を立てる必要がある。チェンマイの宿泊施設や観光地では、煙霧による視界不良と健康リスクが現実の問題となっている。


