タイのデジタル経済社会省(DE)の反フェイクニュースセンター(AFNC)は3月28日、SNSで拡散した「4月初旬に体感温度(ヒートインデックス)が60度に達する」という情報を調査し、「事実」と認定した。
体感温度とは、気温に湿度の影響を加味した指標で、人体が実際に感じる暑さを示す。タイでは3月から5月にかけてが暑季にあたり、特に4月は1年で最も暑い時期とされる。気温が40度前後でも、湿度が高いタイでは体感温度が50度を超えることがあり、60度に達すれば極めて危険な水準だ。
省報道官のウェーターン・プアンサップ氏は、高齢者、乳幼児、持病のある人、屋外で作業する労働者など、リスクの高い層に対して特に注意を呼びかけた。
ウドンターニー県では既にトタン屋根の室内で熱中症による死亡事故が報じられている。暑季のピークを迎える4月は、さらに深刻な被害が予想される。
体感温度60度の環境では、短時間の屋外活動でも熱中症のリスクが急激に高まる。十分な水分補給、直射日光を避けること、日中の屋外活動を控えることが推奨される。在タイ日本人や旅行者も、ソンクラーン期間中の屋外イベント参加時には十分な注意が必要だ。
