3月28日午後8時頃、ナコンラーチャシーマー県スリン郡のM6モーターウェイ172キロ地点で、建設請負会社の技術者スパコーン・トライポップクラーンさん(通称ゴルフ、30歳)が射殺されているのが見つかった。散弾銃による銃創が右肩と左腰上部に確認された。
事件の経緯を捉えたのは、偶然現場を通りかかった市民のドライブレコーダーだった。映像には、白いミツビシ・パジェロが被害者の車を執拗に追い、赤いセダンが進路を塞ごうとする様子が記録されていた。さらに高所設置の監視カメラの映像も確保され、道路脇で3台の車が停車して何らかのやりとりをしている場面が映っていた。
警察はこれまでに7人から事情を聴取し、追加の出頭要請を準備している。パジェロのナンバープレートは不明で、2台の不審車両の特定が捜査の焦点となっている。
被害者が勤務していた建設会社は声明で、ビジネス上のトラブルとの関連を否定した。スリン県警、第3管区警察、ナコンラーチャシーマー県警の合同捜査チームが捜査にあたっている。
高速道路上での銃撃事件はタイでも異例であり、計画的な犯行の可能性が高いとみられている。