タイ入国管理局は3月29日、タイに入国する外国人の少なくとも10%が偽の「TDAC(Thailand Digital Arrival Card)」サイトを通じて登録していると発表し、旅行者に注意を呼びかけた。
TDACはタイ入国時に全ての外国人が事前登録を求められるデジタル入国カードで、2025年5月に導入された。公式サイト(tdac.immigration.go.th)での登録は無料だ。
しかし、Googleの検索結果の上位に偽サイトや有料広告が多数表示されており、公式サイトに酷似したデザインで旅行者を誘導している。偽サイトはタイの国旗や政府ロゴを使い、「即時発行」「緊急対応」をうたって1人あたり10〜100ドル以上の手数料を請求する。本来は無料のサービスに不当な料金を支払わされるだけでなく、パスポート情報などの個人データが第三者に渡るリスクもある。
入管局は観光警察やタイ各国大使館と連携し、SNSを通じた注意喚起キャンペーンを繰り返し実施してきたが、依然として被害が後を絶たない。
タイ渡航を予定している人は、TDACの登録は必ず公式サイト(tdac.immigration.go.th)から行い、検索結果の広告リンクをクリックしないよう注意が必要だ。URLが「immigration.go.th」で終わっていなければ偽サイトの可能性が高い。
