プーケット国際空港の出国イミグレーションで長時間の行列が発生し、200バーツ(約1,000円)を払えば優先的に通過できる「特別レーン」があるとの疑惑がSNSで広がっている。
「プーケット・インフォセンター」のフェイスブックページが3月28日、空港の出国審査エリアで大勢の旅行者が列をなす写真を公開した。週末で出国者が集中したにもかかわらず、審査カウンターの一部が稼働していなかったといい、処理が追いつかない状態だったとされる。フライトに乗り遅れそうになった旅行者もいたという。
問題となっているのは、正規の審査列とは別に200バーツで利用できる「特別レーン」の存在だ。SNS上では、この有料レーンが事実上の「割り込みサービス」であり、通常列の待ち時間をさらに悪化させているとの批判が出ている。
なお、プーケット空港では以前から民間業者による「ファストトラック」サービスが公式に提供されており、料金は1人1,500〜3,500バーツ(約7,500〜17,500円)程度だ。今回疑惑が出ている200バーツのレーンはこれとは異なり、空港内で非公式に運用されている可能性が指摘されている。
地元住民からはプーケット第2選挙区の国会議員に対し、空港の混雑問題を国会で取り上げるよう要望が寄せられた。プーケットはタイ有数の国際観光地で、ハイシーズン(11月〜4月)にはイミグレーションの待ち時間が60〜90分に達することも珍しくない。
出国時に長時間並ぶ可能性があるため、プーケットから国際線で出発する旅行者は余裕を持って空港に到着することが重要だ。
