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パヤオ県でガス欠の男性が警察に助けを求めるも「燃料は限られている」と拒否

生活出典:Thairath2026/03/29 13:00

パヤオ県でガス欠の男性が警察に助けを求めたが「パトロール用の燃料は限られている」と拒否された。署長は管轄外への移動は業務上不可と釈明。燃料危機が警察の対応にまで影響している。

タイ北部パヤオ県で、ガソリンが切れて立ち往生した男性が地元の警察詰所に助けを求めたところ拒否され、SNSで議論を呼んでいる。

事件が起きたのはメージャイ郡パーフェーク詰所だ。車を運転中に燃料が尽きた男性が詰所を訪ね、燃料の分けてもらうか、スタンドまでの送迎を依頼した。しかし、詰所の警察官は「燃料はパトロール業務に必要で、数に限りがある」と応じなかったという。男性は不快な対応を受けたとSNSに投稿し、波紋が広がった。

メージャイ警察署のニティコーン・デートブン署長は釈明にあたり、「燃料は公務用で限りがあり、管轄外のスタンドまで行くことは業務上できない」と説明した。また、複数の住民から同様の依頼が寄せられていたことを明らかにし、すべて同じ理由で断ったとした。署長は男性を呼んで改めて事情を聞く方針を示した。

燃料危機が深刻化するタイでは、スタンドの在庫切れや長時間の行列が各地で発生している。地方ではスタンド間の距離が長く、ガス欠に陥るドライバーが増えている。警察の対応が適切だったかは意見が割れるが、公用車の燃料すら余裕がない現状が、危機の深刻さを物語っている。