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タイの製造業生産指数(MPI)が2月に0.04%縮小、産業経済局が警戒信号

タイの製造業生産指数(MPI)が2月に97.70(前年比-0.04%)と縮小。産業経済局が経済に警戒信号を発した。燃料危機に加え、製造業の構造的低迷が懸念される。

産業経済局(สศอ.)は2月のタイ製造業生産指数(MPI)が97.70で、前年同月比0.04%の縮小を記録したと発表した。産業経済に「警戒」の信号を出している。

MPIは製造業の生産活動を測る指標で、100を下回ると生産が縮小していることを意味する。2月の97.70は基準の100を大きく下回っており、タイの製造業が構造的な低迷にあることを示す。

中東紛争による原油高が製造コストを押し上げ、輸出の伸びも鈍化している。自動車、電子部品、食品加工といった主要セクターが影響を受けている。

一方で自動車生産は2月に3.43%増(別記事参照)と一部で持ち直しの動きもあり、セクターによって明暗が分かれる展開だ。

製造業はタイGDPの約25%を占める基幹産業だ。MPIの縮小が続けば雇用への影響も避けられない。燃料危機に加えて産業の低迷が重なれば、タイ経済は二重の逆風に直面することになる。