中国の企業が社員とその家族合わせて4,000人以上をタイ旅行に招待した。旅費は全額会社負担で、総額は数十億円規模とみられる。
この種の「社員旅行」は中国の大企業が利益還元として実施するもので、タイはその目的地として人気が高い。ビザなし入国が可能で、直行便が多く、物価も中国の大都市に比べて手頃だ。
4,000人規模のツアーはタイの観光業にとって大きな収入だ。ホテル、レストラン、観光施設に一気に需要が生まれる。特に燃料危機でソンクランの観光が落ち込む懸念がある中、この規模の団体旅行は朗報だ。
中国からの団体旅行はタイ観光の重要な柱だ。コロナ禍で途絶えていた大型団体が戻りつつある。ただし一度に4,000人が押し寄せることで、人気観光地の混雑や環境への影響も指摘される。
「数十億円をかけて社員をタイに連れて行く」という太っ腹さは、中国企業の規模感を物語る。タイの観光業界にとっては、燃料危機の中での数少ない明るいニュースだ。