タイ気象局は3月26日午後5時の発表で、全国的に猛暑が続くと警報を出した。北部では最高気温41℃、中部と東北部で40℃、バンコクでも39℃に達する見込みだ。日中は「もや」が立ちこめ、一部地域では雷雨と突風の可能性もある。
猛暑の原因は、タイ上空を覆う熱帯性の低気圧だ。南風と南東風が弱く吹き込んでおり、気温の上昇を抑える要素がない。乾季の終盤にあたる3月下旬から4月にかけては、タイで最も暑い時期にあたる。
41℃という気温は、日本の猛暑日の基準(35℃以上)をはるかに上回る。屋外での活動は熱中症のリスクが非常に高く、気象局は国民に十分な水分補給と直射日光の回避を呼びかけた。特に高齢者や幼児は注意が必要だ。
今年は燃料危機がエアコン使用にも影を落としている。電気代の上昇懸念から、冷房の使用を控える家庭が出ている。猛暑と節電の板挟みは、在タイの日本人にとっても悩ましい問題だ。
ソンクランまであと2週間余り。水かけ祭りの時期は例年最も暑い時期と重なる。旅行者はこの時期のタイが日本の真夏以上の暑さであることを認識し、帽子・日焼け止め・十分な水分を準備すべきだ。