エネルギー省のエネルギー政策計画局(EPPO)が3月25日時点のタイ国内のガソリン・ディーゼル価格を発表した。主要5ブランドの価格は以下の通りだ。
PTTスタンドの価格(3月25日)はガソホール95が1リットルあたり35.05バーツ(約147円)、ガソホール91が33.71バーツ、ディーゼルが33.14バーツで、前日から変動なしだった。バンチャックはほぼ同水準で、各ブランドの価格差は数十サタン(1バーツ=100サタン)程度に収まる。
燃料価格の構成要素
タイの燃料小売価格は「国際市場価格」「石油基金の操作額」「物品税」「地方税」「販売マージン」の合計で決まる。3月の価格高騰はシンガポール市場での原油価格急騰が主因で、石油基金が一時的にその差を補填していたが、基金の赤字が膨らんだため補填量を減らした。
周辺国との比較
同時期のラオスのディーゼル価格は1リットル約64バーツ、ベトナムは約30から40バーツ台だった。タイの価格は中間に位置するが、ラオスから多くのドライバーがタイ側で給油するために越境する現象が起きていた。
日本との比較
3月25日時点のタイのレギュラーガソリン相当(ガソホール95)は35バーツ=約147円。日本のレギュラーガソリンが約175から185円(政府補助後)の時期と比較すると、タイはやや安い水準にある。ただしタイは自動車保有者の所得水準が日本より低いため、家計に占める燃料費の比率は大きい。
