タイ気象局は2026年3月24日、翌日の最高気温が北部で41度を超えると予報した。バンコクは39度、中部・東北部は40度が見込まれた。全国34都府県とバンコクに熱波・雷雨・突風への注意報が発令された。
予報の内容
気象局の3月24日午後6時の発表によれば、翌3月25日のタイは全体的に「暑い〜非常に暑い」天候になるとした。内訳は以下の通りだ。
北部は昼間に「暑い〜非常に暑い」状態で、一部地域では雷雨・突風の可能性がある。気温は最低18〜26度、最高36〜40度。タイ北部のうちターク・ピッサヌローク・ペットブリーでは突風に特に注意が必要とされた。
東北部でも同様に暑く、一部で雷雨20%の確率。中部は最高40度前後。バンコクでは39度が見込まれた。南部は比較的少雨で、暑いが他地域ほど極端ではないとの予報だった。
3月のタイの気候
3月はタイで乾季から暑季に移行する時期で、雨がほとんど降らず日差しが強くなる。この時期のタイは「3季節(雨季・涼季・暑季)」の中で最も暑い時期にあたる。最高40度を超える気温は、北部のチェンマイやラムパーンでは珍しくない。
日本の「危険な暑さ(35度超)」に相当するのがタイでは日常的な気温水準で、40度超えでも特別な危機感はないが、健康上のリスクは現実に存在する。特に屋外での長時間活動や、車内・密閉空間に放置された場合の熱中症リスクは無視できない。
PM2.5との複合ストレス
この時期、タイ北部ではPM2.5(微小粒子状物質)の濃度も高い傾向がある。気象局の発表でも「ほこり・煙による大気汚染が中〜高程度で、換気が不十分」と言及されていた。高温とPM2.5の組み合わせは、屋外活動者の健康に二重のストレスを与える。
チェンマイなどでは空気清浄機・N95マスクの需要が急増する時期で、長期滞在者は特に注意が必要だ。
日本との温度感の違い
日本では35度を超えると「熱中症アラート」が発令され、特別な対応が求められる。タイでは40度前後でも日常生活は基本的に通常通りで、エアコンの普及によって室内環境は維持されている。ただし農作業や建設現場など屋外労働者の熱中症リスクは深刻で、毎年死亡例が報告される。