タイ商務省は2026年3月下旬、価格統制品目にさらに12品目を追加する方針を固めた。プラスチックペレット・飲料水などが候補で、既存の統制品目についても値上げ前の届け出義務を強化する。一方で即席麺については「まだ対象外」との立場を維持した。
なぜ今、統制品目を増やすのか
中東情勢の悪化を受けてタイ国内の燃料価格が急騰し、物流・製造コストが全面的に上昇している。商務省は「生産者・流通業者が便乗値上げをしないよう、商品価格を監視・規制する必要がある」として品目追加を決めた。
新たに統制品目に加わる候補には、食料品の包装に使われるプラスチックペレット、家庭用飲料水のほか、日用品数種類が含まれる。これら12品目は国民の日常生活に欠かせない商品で、価格高騰が直接家計を直撃する。
既存の統制品目とは
商務省が統制品目として指定している商品には、電気・食料品・日用品などが含まれる。統制品目の場合、生産者・輸入業者は価格変更前に商務省への届け出が義務付けられ、不当な値上げは罰則の対象となる。



