タイ・メトロポリタン電力公社(MEA)が、2026年5月10日にバンコク、ノンタブリ、サムットプラカンの計23カ所超で計画停電をおこなうと告知した。電力系統の信頼性強化とサービス向上のためのメンテナンスで、概ね午前8時30分から午後3時30分(一部16時30分)の時間帯となる。在タイ日本人居住者の生活エリアも複数含まれており、当日の在宅勤務やリモート会議への影響を確認しておきたい。
バンコク10カ所以上で計画停電、午前8時30分〜午後4時30分
MEAの告知によると、バンコクでは10カ所以上が対象で、ラマ2通り、ラムインドラ通り、サイユイ地区、バンクンティアン地区などが含まれる。停電時間帯は概ね午前8時30分から午後4時30分の8時間帯で、メンテナンス作業の規模に応じて区域別に終了時刻が異なる。商業施設・住宅街の双方を含むため、当日にバンコク市内の特定エリアでオフィス勤務する場合は事前に対象範囲の確認が欠かせない。
ノンタブリ5カ所、サムットプラカン8カ所も対象
ノンタブリでは5カ所が対象で、バンコク-ノンタブリ街道沿いと近郊の地域で午前8時30分から午後3時30分の停電となる。サムットプラカンは8カ所が対象で、スクンビット街道、マハーウォン街道沿いの地域が含まれる。サムットプラカンの停電も同じく8時30分から15時30分の時間帯だ。日本人駐在員家庭が多いスクンビット南部やバンナー、サムローン周辺の一部住宅地が対象に入る可能性が高い。
目的は系統信頼性の強化、定期メンテナンスの一環
MEAは今回の停電目的を「電力系統の信頼性強化とサービス向上」と説明している。タイの首都圏ではここ数年、需要増と気温上昇による電力負荷の高まりが続いており、定期的なメンテナンスで設備の劣化を防ぐ必要性が増している。停電予定の詳細地点リスト(通り名・番地レベル)はMEA公式ウェブサイトに掲載されており、住民は事前に確認するよう呼びかけられている。
在タイ日本人駐在員の対応、在宅勤務とリモート会議の調整
在タイ日本人駐在員にとっては、5月10日の在宅勤務時にエアコンが効かない状況になりうる事案だ。当日の対応として、(1)会社のオフィスで作業する、(2)対象外の地域のカフェやコワーキングスペースを利用する、(3)モバイルバッテリーとモバイルWi-Fiでブリッジする—などの選択肢がある。重要なオンライン会議や日本本社との打ち合わせがある場合は、事前に時間と場所を組み替えるのが安全策となる。MEAホットライン1130またはMEA公式アプリで最新情報を確認できる。