ウボンラチャターニー県で23歳の男が47歳の男性をタイ製の手製銃で首を撃ち殺害した。原因は「祖父が10バーツの酒代を断られて罵倒された」ことへの報復だった。
事件は4月12日深夜、ムアンサムシップ郡の村の路上で発生した。ポンチャイ容疑者(23)は手製の銃でジーラサック被害者(47)の首を撃ち、その場で逃走した。被害者は搬送されたが死亡が確認された。
ポンチャイ容疑者は翌13日に逮捕され、犯行現場での実況見分に連れていかれた。しかし被害者の親族が押し寄せ、怒号を浴びせる事態となったため、警察は厳重な警備体制のもと迅速に見分を終了させた。
容疑者は「祖父がジーラサックに酒代10バーツを頼んだところ断られ、罵倒された。祖父の恨みを晴らすために撃った」と供述した。しかし兄は「弟は薬物で幻覚状態だったと思う。10バーツの恨みで人を殺すはずがない」と証言している。
たった10バーツ(約50円)の酒代が人の命を奪う。手製銃と薬物が身近にある農村部の現実が、ソンクランの祝祭ムードの裏側で露わになった事件である。




