バンコクで開催中の音楽フェスティバル「S2O」に対し、近隣のコンドミニアム住民から騒音の苦情が殺到した。当局が主催者を呼び出して協議を行った。
S2Oはソンクラン期間に合わせたEDM(エレクトロニックダンスミュージック)フェスで、国内外のDJが出演する大規模イベントである。しかし深夜まで続く重低音が周辺の高層コンドに響き渡り、「眠れない」「壁が振動する」といった苦情が寄せられた。
主催者は当局との協議の場で、音量制限や終了時間の前倒しなどの対策を検討する姿勢を示した。一方で完全な解決は難しく、残りの開催日程にも同様の問題が続く見込みである。
バンコクでは近年、大型音楽フェスとコンドミニアム開発が同時に進んでおり、騒音トラブルは慢性化している。住宅街の真ん中で野外フェスが開かれるのはバンコクならではの光景である。
ソンクラン期間中はバンコク各地で水かけ祭りや音楽イベントが集中する。観光収入と住民の生活の質のバランスをどう取るかは、都市としてのバンコクが抱える永続的な課題である。

