タイの通信規制当局である国家放送通信委員会(NBTC)が、ソンクラーン期間中の携帯電話サービス品質を確保するよう全キャリアに通達を出した。NBTCのタイラット・ウィリヤシリクン副事務局長(事務局長代行)が4月10日に明らかにした。
ソンクラーンはタイの旧正月にあたり、家族や知人への電話やSNSでの挨拶が集中する時期である。帰省先や観光地では同時接続数が急増し、例年つながりにくさが問題になってきた。
NBTCは各キャリアに対し、通信品質と接続率の低下を防ぐための事前準備を求めた。具体的には、利用が集中するエリアでの処理能力の増強と、休日期間中を通じて保守・監視要員を配置し、基地局やネットワーク設備を常時監視する体制の構築を指示している。
タイではソンクラーン7日間の天気予報で猛暑と雷雨の両方が予報されており、屋外イベント会場での通信需要はさらに高まる見込みである。またソンクラーン旅客は370万人が見込まれ、空港や主要駅周辺でも回線の逼迫が予想される。
在タイ日本人にとっては、帰省中の家族との連絡やSNSでの安否確認など通信インフラへの依存度が高い時期でもある。万一つながりにくい場合はWi-Fiへの切り替えやメッセージアプリの活用が有効である。
