チョンブリー県バーンラムン郡で4月9日、フードデリバリーの配達員が「クラクションを鳴らした」と思い込み、無関係の男性に暴行を加える事件が発生した。被害者の男性エーカシット氏(44)がバーンラムン警察署に被害届を提出し、捜査が始まっている。
エーカシット氏の訴えによると、近くを走行していた別の車がクラクションを鳴らしたところ、配達員がエーカシット氏の車から鳴ったものと誤認。配達員はエーカシット氏の車に近づき、口論の末に暴行に及んだという。エーカシット氏は「自分はクラクションを一切鳴らしていない」と主張している。
タイでは交通トラブルをきっかけにした暴力沙汰が後を絶たない。特にバイクで配達業務にあたるライダーは渋滞や時間に追われるストレスを抱えやすく、些細なきっかけで衝突に発展するケースが報告されている。パタヤ周辺では先日もバイクタクシー運転手がインド人観光客を殴打する事件が動画で拡散され、批判を集めたばかりである。
バーンラムン警察は防犯カメラの映像などをもとに配達員の特定を進めている。暴行の程度や被害者の負傷状況については、警察が詳細を確認中である。
ソンクラーン連休を控え、チョンブリー県やパタヤ周辺では観光客や帰省者の増加に伴い交通量が急増する時期にあたる。警察は交通マナーの順守とトラブル回避を呼びかけており、今回の事件は改めてドライバー間の冷静な対応の重要性を浮き彫りにした。
