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【続報】海軍が徴兵兵虐待を認定、上官に7日間の拘禁処分

事件出典:khaosod2026/04/05 15:00

海軍徴兵兵が甲板で火傷を負った虐待事件で、海軍が調査結果を発表。「過度な暴力」と認定し、上官に即日7日間の拘禁処分。

灼熱の甲板に押し付けられ火傷を負った海軍徴兵兵士の事件で、海軍が5日朝に調査結果を発表し、上官に対して即日7日間の拘禁処分を下した。

パラット・ラッタナチャイパン海軍報道官によると、SNS上で告発された件を受けて直ちに調査委員会を設置し、5日朝に事実確認が完了した。調査の結果、「不適切な行為であり、過度な暴力の行使が確認された」と認定された。海軍司令官が再三にわたり「暴力による懲罰を絶対に禁止する」と命じてきた方針に明確に違反する行為であるとした。

処分は即日発効で、違反者には7日間の拘禁が命じられた。海軍は「あらゆる形態の暴力を容認しない」と改めて声明を出し、組織としての規律維持を強調した。

ただし、7日間の拘禁が十分な処分かには疑問の声もある。兵士は上半身裸で灼熱の鉄甲板に押し付けられ体中に水ぶくれを負い、8か月間家族に会えず、末期腎不全の父親を見舞う休暇まで取り消されていた。陸軍でも兵舎内の暴行動画が拡散する事件が相次いでおり、プムタム国防相が監視カメラ設置を指示したばかりである。

告発が迅速な処分につながった点は評価できるが、構造的な問題にどこまでメスが入るかは今後の対応次第である。