タイ陸軍が全国の兵士を対象に、制服の外に見えるタトゥー(衣服の袖や襟からはみ出す位置のもの)の一斉検査を命じた。故意に規定に違反した場合、戒告から即日免職まで段階的に処分が科される。
タイ軍では服務規定により、制服着用時に見えない位置のタトゥーは黙認されてきた。しかし近年、首筋や手の甲、前腕など制服から露出する部位にタトゥーを入れる兵士が増加し、軍の規律への影響が問題視されていた。
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タイ陸軍が全国の兵士を対象に、制服の外に見えるタトゥー(衣服の袖や襟からはみ出す位置のもの)の一斉検査を命じた。故意に規定に違反した場合、戒告から即日免職まで段階的に処分が科される。
タイ軍では服務規定により、制服着用時に見えない位置のタトゥーは黙認されてきた。しかし近年、首筋や手の甲、前腕など制服から露出する部位にタトゥーを入れる兵士が増加し、軍の規律への影響が問題視されていた。
今回の措置は「衣服の布地に覆われない部分」のタトゥーを対象とし、発覚した場合は段階的な処分が適用される。初回の軽微な違反は戒告だが、意図的に繰り返した場合や入隊後に新たに目立つ位置にタトゥーを入れた場合は、懲戒免職の対象となる。
タイ社会ではタトゥーに対する見方が二極化している。仏教の護符「サクヤン」をはじめタトゥー文化は古くから根付いているが、一方でフォーマルな場や官公庁ではタトゥーを隠すのがマナーとされている。軍という最もフォーマルな組織で「見えるタトゥー」を厳しく取り締まる今回の方針は、こうした社会通念の延長線上にある。
4月の徴兵検査シーズンとも重なり、新たに入隊する兵士にも厳格な基準が適用される見通しだ。
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