3月31日、王室官報(ราชกิจจานุเบกษา)が新内閣の任命を公示した。アヌティン・チャーンウィーラクン首相が選定した35人の閣僚全員が国王の承認を得て正式に就任した。
最大の特徴は、アヌティン首相が内務大臣を兼務する点だ。首相が内務大臣を兼ねるのは異例であり、燃料危機や国境問題など喫緊の課題に対して首相が直接指揮を執る体制を敷いた形だ。
副首相にはヤッチャナン氏が就任し、高等教育大臣を兼務する。ピパット・ラチャキットプラカーン氏は引き続き閣僚に残留した。
新内閣は「アヌティン2」と呼ばれ、3月19日に首相に任命されたアヌティン氏が閣僚を選定し、国王に上奏していた。首相は3月30日に閣僚名簿の上奏を認めていた。
新内閣の最優先課題は燃料危機への対応だ。ディーゼル価格は3月31日から1.80バーツ引き上げられ40.74バーツ/Lとなった。タイ工業連盟は物価8〜10%上昇を警告しており、経済対策の迅速な実行が求められる。アヌティン首相は4月7〜9日に国会で経済刺激策「Thailand 10 Plus」を発表する予定だ。


