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アヌティン首相「顔を叩かれたようだ」タイの汚職指数がASEAN・世界で最下位圏

アヌティン首相「顔を叩かれたようだ」タイの汚職指数がASEAN・世界で最下位圏

政治出典:khaosod2026/03/31 12:00

アヌティン首相がタイの汚職認識指数(CPI)のASEAN最下位圏を「顔を叩かれたようだ」と表現し、内務大臣として汚職防止を緊急政策に指定した。同日にはアユタヤで行政官の逮捕も。

アヌティン首相は3月31日、タイの2025年汚職認識指数(CPI)がASEAN諸国および世界ランキングで最下位圏に位置していることについて「顔を叩かれたような恥ずかしさだ」と述べた。

首相はムアントンターニーのインパクト・フォーラムで開かれた反汚職ワークショップの冒頭で、「これは単なる統計の数字ではない。国の信頼そのものだ」と強調。内務大臣を兼務する立場として、内務省と全国の地方自治体に汚職防止を「緊急政策」として取り組むよう指示した。

ワークショップには内務省の事務次官、汚職対策委員会(ปปท.)の事務局長、各局の局長が出席。同日にはアユタヤ県の郡役所で副郡長ら6人が不正IDカード発行で逮捕される事件も発生しており、行政機関内部の汚職が首相の危機感の背景にある。

タイのCPIスコアは近年低下傾向にあり、トランスペアレンシー・インターナショナルの2025年版では180か国中100位台後半に沈んでいる。ASEAN内ではシンガポール、マレーシア、ベトナムよりも低い。

新内閣「アヌティン2」は本日正式に発足した。首相が内務大臣を兼務する異例の体制は、燃料危機対応だけでなく、汚職対策の直接指揮という意味合いも持つことが明確になった。