パタヤビーチ沿いの道路で2026年3月28日夜、ビーチマットのレンタル業者とバイクタクシーの運転手が激しく口論になり、一方がねじ回し、もう一方がナイフを取り出して対峙した。日中のパタヤビーチを歩いていた観光客たちは思わぬ刃物沙汰に恐怖を感じた。双方とも深刻な怪我はなく、警察が仲裁に入った。
事件の経緯
The Pattaya Newsによると、事件はパタヤビーチ沿いの道路で金曜日の夜遅くに発生した。ビーチマットのレンタルを行う業者(シーズン中はビーチで折りたたみ式チェアとマットを観光客に貸す仕事)と、その場にいたバイクタクシーの運転手が何らかの口論になった。
口論がエスカレートし、一人がねじ回し(マイナスドライバー)を、もう一人がナイフを手にして相手に突きつけ合った。現場付近を歩いていた外国人観光客が恐怖を感じ、周囲に緊張が走った。目撃者の一部は安全のためにその場を離れた。
警察が間に入って制止し、双方が武器を収めた。逮捕者が出たかどうかは報道時点で確認されていない。
パタヤビーチ付近での商売人同士の縄張り争い
パタヤビーチでは、観光客を対象とした様々な商売が密集している。ビーチマットのレンタル、水上スポーツ業者、バイクタクシー、ストリートフード、物売りなど、それぞれが限られたスペースで顧客を奪い合う。商売人同士の小競り合いは珍しくなく、特に稼ぎ時のハイシーズン(11月〜4月)はテンションが高まりやすい。
バイクタクシーとビーチ業者のトラブルの背景として、互いのサービス場所や「縄張り」に関する紛争が考えられる。あるいは単純な個人的確執が引き金になったとも考えられる。
観光客の安全に関わる問題
パタヤは世界的なビーチリゾートとして知られる一方、夜間の歓楽街や観光スポット付近でのトラブルが繰り返し報告されてきた。パタヤ市と警察は観光地のイメージ改善のため、問題業者への取り締まり強化と観光客への安全啓発を続けている。
刃物を使用した脅迫は刑法上の「威迫罪」または「傷害未遂罪」に相当し、最大で数年の禁固刑が科される可能性がある。
外国人観光客へのアドバイス
パタヤビーチや繁華街で地元の商売人同士のトラブルに居合わせた場合は、即座に距離を取り安全な場所に移動するのが最善だ。タイ観光警察ホットライン1155(英語対応)に連絡すれば警察官が迅速に対応する。