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タイのガソリンスタンドで「会員でないと500バーツまで」制限が波紋、副首相が釈明

PTガソリンスタンドが非会員の給油を500バーツまでに制限していることが発覚。副首相兼PTG株主のピパット氏が「以前からの制度」と釈明したが批判は収まらず。

タイのガソリンスタンドチェーンPTで、非会員は1回の給油が500バーツまでに制限される一方、会員登録すれば1,500バーツまたは満タンまで可能という運用が明らかになり、議論を呼んでいる。きっかけはコンケン選出の野党・人民党議員イッティポン・チョンタラーシリ氏がPTで給油した際の体験をSNSで公開したことだった。

イッティポン議員は、PTの店員から「会員でないなら500バーツまでしか入れられない」と告げられたと明かした。会員になれば1,500バーツ、あるいは満タンまで給油できるという。燃料不足が深刻化するなか、給油制限と会員勧誘を絡めた対応に批判が広がった。

この問題に対し、副首相兼運輸大臣のピパット・ラチャキットプラカーン氏が釈明に出た。ピパット氏はPTG Energy社の株主でもある。テレビ番組でピパット氏は「CEOに直接確認した。会員制度は以前から実施しているもので、燃料危機に便乗して始めたわけではない」と説明した。

ピパット氏は燃料高騰についても持論を展開した。「以前リットル50バーツに上がった時は誰も騒がなかった。今は戦争があるから価格が上がるのは当然だ。アジアの周辺国と比べればタイはまだ安い方だ」と述べたが、この発言がさらなる批判を招いている。

燃料危機下でガソリンスタンドの給油制限が各地で報告されるなか、「会員にならないと十分に給油できない」という状況は消費者の不満を強めている。在タイの日本人も、給油時にPTの会員登録を求められる可能性があることを念頭に置いておきたい。