アユタヤ県の理髪師が、常連客のリクエストに応えて燃料危機にちなんだユニークな髪型をカットした。「もう金持ちに耐えられない」というフレーズを髪に刻んだのだ。
このフレーズはアヌティン首相が以前発した「もう金持ちに耐えられない」という発言をもじったもので、燃料6バーツ値上げ後にSNSでバズったワードだ。理髪師は客の要望に「プロとして」応えたと笑う。
SNSに投稿された写真は瞬く間に拡散し、「うちの理髪師にも頼もう」「次は50バーツディーゼルバージョンで」とコメントが相次いだ。
燃料危機でタイ中が重苦しい空気の中、こうしたユーモアで不満を表現するのはタイ人の気質だ。デモや暴動ではなく、髪型やSNSのネタで社会批判する。
理髪師のカット代は通常100〜150バーツ。「政治メッセージ入り」でも追加料金なしだという。